自分らしさって何だろう?
本当にやりたいことは何だろう?
そんな思いを抱いたことはありますか?
「自分らしく」という言葉は至るところで目にしますが、
そもそも自分らしさがわからない!っという人も多いかもしれません。
人によっては自分らしくいようと思うあまり、
「自分らしさとは何か?」
「本当に自分らしい生き方は?」
のようにやりたいこと探しの迷路に入り込んでしまうこともあるかもしれないですね。
もちろん、自分はどうしたいのか、自分と向き合う時間はとても大切です。
僕もスキマ時間を使って、ほぼ毎日自分と向き合うタイムを取るようにしています。
けれどもし、ぐるぐる同じところを回っているような気がしたり、
考えても考えても答えが見つからないと感じているとしたら、
それはもしかすると、
「自分らしさ」に執着しているのかもしれません。
自分らしさ探しの無限ループ
僕自身、自分らしい仕事は何か?とか、本当にやりたいことは?とか
そういったことを四六時中考えながらもがいていた時期がありました。
それも10年以上(!)
実際どんな感じだったかというと、
本当にやりたいことは何だろう?という模索の日々
↓
やりたいことはこれかも!何かに気づいてやり始める時期。
↓
やりたいことは本当にこれかなあ?違うかも?不安になる時期。
↓
じゃあ、本当にやりたいことは何だろう?・・・以下無限ループ。。。(爆)
そんな感じでした(汗)
10年は我ながらよくやったな、という感じですが。
そこまでではないにしろ
心当たりがある方もいるのではないでしょうか?
でも、そんな僕もあるとき気づいたんです。
「あれ?これももしかして執着では?」
気づく時というのはあっけないものですね。
これまで幾度となく「執着を手放そう」という言葉を見聞きしてきたというのに。
「執着を手放して自分らしく」って思ってたその「自分らしさ」こそが、
僕にとっての最大の執着だった。
まるで落語のオチのようです。
こういう時は笑っておけ、ということで、
ここからは無限ループから抜けだす3つのポイントです。
自分探し無限ループから抜け出す3つのポイント
①自分らしさって何?って思ったら今自分らしくないサイン
自分らしさって何だろう?そんな思いが湧き上がってくるということは、
今の現状にどこか違和感があるということです。
それは仕事の内容かもしれないし、職場の人間関係かもしれないし、
パートナーとの関係かもしれません。
その違和感こそが今ここが自分らしくないよー
って教えてくれているサインだったりします。
②違和感を「しっくりくる」に変えていく。
①で違和感を認識したら、それがどうなったらしっくりくるか考えて見ましょう。
この時大切なのは、外を変えようとしないこと。
「あの上司がいなければ」
「パートナーがここを直してくれれば」
のように人や状況を変えようという意識から、
心地良くしっくりくる意識、行動に変えて行きましょう。
③小さな「しっくりくる」を積み重ねていく
お昼ご飯何食べよう?そんな日常の何気ない選択から「しっくりくる」ものを選んで行きましょう。
心地良くしっくりくる毎日で無限ループから飛び出す
この「心地良くしっくりくる」で毎日が満たされていくと、
自分らしさって?という疑問がいつの間にか湧き上がってこなくなります。
なぜならその「心地良くしっくりくる」選択の連続が自分らしさそのものだからです。
本来自分らしさは探さなくて大丈夫。
自分らしさへの執着を手放すと、自然と自分らしくなっていくんです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
これを読み終わったあなたは今、何をするのがしっくりきますか?
僕はこれからコーヒーを飲みながらボーッとするのがしっくりきます。